歯を失ったまま放置すると…
歯を失ったまま放置すると、噛み合わせのバランスが崩れ、残っている歯に負担がかかりやすくなります。その結果、虫歯や歯周病のリスクが高まり、顎関節にも影響が出る可能性があります。
さらに、咀嚼力が低下することで、食事の楽しみが減るだけでなく、栄養摂取や全身の健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。
「しっかり噛んで食事を楽しみたい」「歯を失った部分を元の姿に戻したい」とお考えの方にとって、インプラント治療は有効な選択肢の一つです。佐藤歯科医院では、丁寧なカウンセリングと確かな技術で、患者さんが笑顔で毎日を過ごせるようサポートいたします。

インプラントの構造

①人工の歯
被せ物と呼ばれる部分で、自然な歯のような見た目
②アパットメント(支台)
インプラント上部と上部構造をつなぎとめるための部分
③インプラント(人工歯根)
歯の根となる顎の骨の中に埋め込む部分
CTを使った安全な治療
CT完備で安心・安全な治療
当医院では、ドイツで歴史のある歯科用機器専門メーカー シロナ社のCTを設置しています。
従来の2Dのレントゲン画像に加え、高解像度の3D画像を撮影できるので、骨の状態を正確に診断することができます。

サージカルガイドを用いた安全で安心な治療


まず、撮影したCT画像上で、インプラントの埋入位置、埋入方向等をシュミレーションします。
それを実際の手術で同じように埋入するようドリルの位置と方向を正確に規制するマウスピース「サージカルガイド」をCTデータから製作します。 当医院では、安全で安心なそして正確な治療をおこなうために「サージカルガイド」を使用してインプラントの埋入をおこないます。
インプラントの治療内容
当院で使用するインプラント
XiVE(ザイブ)インプラント
ドイツの誇る、最新テクノロジーから生まれたインプラントです。
そして日本の歯科メーカーで一番大きく信頼のおける株式会社ジーシーの「GCインプラント」 を症例により併用しています。

インプラント治療の流れ
患者さまのお悩みやご希望を踏まえた上で、適切な治療法をご提案いたします。
レントゲンやCTによる精密な検査を行い、治療計画を立てていきます。
インプラントを埋め込む1次手術を行います。
手術後は、インプラントと顎の骨が結合して安定するまで数ヶ月ほど待ちます。
1次手術で埋め込んだインプラントと顎の骨が結合したら、再び歯肉を切開してインプラントを露出させ、仮歯を装着する2次手術を行います。
2次手術の傷が落ち着いたら、人工歯を装着してインプラント治療が完了となります。
治療後は、定期的に医院で噛み合わせのチェックやクリーニングなどのメンテナンスを行います。
インプラントを良い状態で長持ちさせるには、患者さまのご家庭でのセルフケアと、術後のメンテナンスの継続が大きな鍵になります。
よくあるご質問
年齢の制限はありません。
顎の骨が完成する20歳前後から、健康な方であれば基本的に誰でも治療を受けることができます。
口の中だけの局部麻酔をしてから手術を行うのでほとんど痛みを感じません。
術後1~2日後は腫れや痛みが出る場合がありますが、通常すぐに治ります。
患者さまのお口の中の衛生管理に大きく関係してきます。衛生状態が悪いとインプラントの寿命が短くなる場合もあります。
常に衛生状態を保ち、医師や衛生士の指導に従っていただくことが大切です。
インプラントの人工歯部分はセラミックで作ることが多く、通常の被せ物と同じようなものですので、使っていくうちにかけてしまうことがあります。
この場合、人工歯部分を取り外して修理、または作り直してやり直すことが可能です。
糖尿病などの全身疾患がある方、女性の場合は骨粗鬆症や妊娠中の方、服用されている薬の問題でインプラントの治療が受けられない場合があります。
歯磨きやメンテナンスをしっかり行わないと、インプラントも歯周病になります。
インプラントがぐらつき始めてから放置し続けると、インプラントが脱落してしまいます。そうなる前に、歯科医院を受診し処置してもらいましょう。